1 そのときはやってくる、きっかけ
そろそろ浄化していかなければと思い、少しずつ出していきますーー
離婚を迷ううちは動けない
決意したときに初めて行動を起こせるのだと知った
彼と過ごすクリスマスもお正月も未来もなにもかもビジョンが見えなくなった
周りを大事に思う気持ちでいつも振り回される。家族にもお金を使うし、考えて養っているつもりなのかもしれない、でもそれは最低限度。周りにはバラまくみたいに大盤振る舞い。
周りとの調和より家族だけを見てほしかった
周りとの付き合いでストレスが溜まれば、発散するかのように自分にもお金を使って生活費を圧迫。自分に使うためのお金、それも大事さーー分かるよ、でも限度ってもんがある。わたしの使える自由なお金は１０００円。あなたはタバコ酒でもうそれ以上使っているのに、それにも増して使っているじゃない。
そのお金があれば、もうちょっと子供たちに良い物を食べさせてあげられるのに。
みんなみーんな、評判の良い彼を頼る。その一方で息苦しく生活する私。
生活費のことを指摘すれば逆ギレ。
お前のやりくりできないのが悪いと言われる。月の食費、テレビで大家族でもやりくりできる人はやってるぞ。食費？１万渡しただろ、５０００円で１週間できるだろ、俺はお前が子供を産んだ１週間、３０００円でやったぞ（入院中、実家から食べ物支給されてました、しかも買って食べたものを聞いたら計算が合わない。出産当日コンビニ弁当を４つ買った時点で２０００円使っているはずなのに、その次の日から２日間朝食はコンフレークらしいし）
子供たちのおかず、彼の酒のつまみ…それを別々に作ったって、週最低でも米抜きの金額で１万は設定しないと満足なものはできないと考えるわたし。
そりゃー日本酒3リットル空ける人のつまみって作ってもなくなって、「なんか食べるもんないの？」って聞かれるし、冷蔵庫のもの出していったら食材足りなくなるのは当たり前。
週５０００円、３０００円（米抜き、調味料抜き、月始めに足りないものだけ買う）でを求められるのは当たり前のことで、いつも決まったものしか食材が買えなくて、いつも似たりよったりのおかず、お前いつも同じもんばっかりしか作れないの？食卓に出せないのってよく言われていた。
最悪おかずは卵だけっていう朝食も頻繁だった。
食費が足りなくなると、実家にお金を借りたりもした。１万借りても半分当たり前のように彼がとって酒代。
買い物にもいつもついてきて、足りなくなるなど失敗が許されなかった。前に子供服を買いに行き、サイズを間違えて、サイズ交換してきたのだが、多少文句を言われるのは仕方ないと思ったけど、ねちねち言ってきた。
俺は子供たちのことを思ったら、ちゃんと買い物もできる。
俺は子供たちのために、学校用品はちゃんと買ってあげてるし、子供たちのために役員もやってるんだ。
やってやってるのに、それを当たり前のように感謝が足りない。俺がどんだけ頑張ってるかわかるか？
ストレス発散なんだと、毎晩の晩酌と土日は朝から呑む習慣。私たちだけで行動するのが許されなくて、家に閉じこもる週末。子供たちがうるさくすれば当然怒るけど、外に出してないからストレスたまるんだよ。だらだら飲みは見ているこっちもストレスたまる。それを態度に出せば、キレられる。
わたしも人間だよ。嫌なことだってあるんだよ。
よく顔を作るなと言われた、わたしはすぐ顔に出る、じゃあどうすればいいの？っていつも思っていた。
ちょっとした仕草や言動で、浮気を疑われることもあった。ありえない、こんなにボロボロに尽くしているのにこれ以上なにを望んでいるのか。
鬼滅の刃を見て気がついた
ーー鬼蜘蛛山篇を見て思った
ああこれ私じゃん
母グモ鬼が結果を出せなくて、父グモ鬼からの制裁を恐がる様子が、まさにそれが今のわたしの姿と重なった。
斬られることで解放を望む姿が印象的だった
そして、あるテレビ番組でシングルの人が出ていて
子供に親のどんな姿を見せたいのかーーそう考えながら生活しているとの考えにとても共感した。
今のわたしの姿は父親にペコペコして、顔色うかがって、気を遣って子供の気持ちすら汲んでやることができない、そのままでいいのだろうか。
ほとんど自分都合のスケジュール、自分都合で管理されていて、良い子じゃないと許されない環境
子供にどういう生き様を見せたいのかーー
ここでは書けないような性的なものもあった。
俺はお前を愛しているんだから何でもできる、お前も俺を愛しているなら全て受けとめるんだと。
もうそこに愛はなくて、強要で、断ることはしなかった。断ればもっとひどいことをされるか、言葉責めで精神病むかどちらかだ。愛を証明できるくらい満足させれば（そう思うのは本人だけ、わたしは疲れきるほどクタクタ、演技）大人しくなる。
今までなにもしなかったのはなぜですか？
自分が選んだ人で子供もいて、全部全部自分の責任だから投げ出すわけにはいかないと思っていたから。わたしの努力不足かもしれないと思っていたし、夫婦だから我慢するところは当然あるわけで、自分の一方的な思いでなにもしていないように感じていたから。それに悪いところばかりでなく、当然良い部分もあったから。
離婚するなら子供が巣立ってからだーー
そう思っていたけど、プツンと何かが切れたんだろうね
動き出した日
あの日は
初めて仕事を休んで
自治体の相談窓口に足を運んだ
うそ、ついて初めて。
真剣に話を聞いてくれた後
シェルターに入ったほうがいいのではとの提案。
考えて
考えて
シェルターに直接コンタクトを取れたのは
それから2週間後
すぐ逃げて駆け込むものかと思ったら
大体何日頃に来られるか目処を立てないと難しいと言われ（国からの援助あっての施設だから）
日にちを大体指定。
自治体の相談窓口にもう一度同じことを電話で報告
でも、本当にできるかわかりませんよ？と言った。
それでもいいんですよと言ってくれた
何度も頭の中でシミュレーションした
でも、子供を４人、赤ちゃん、幼稚園と小学生、年齢が上にあがるほど納得できる理由がなければ、逃げられない。
失敗する想像しかできず、こわかった。
すべてを奪う、保育園や学校のお友達のつながりも、なにもかも。ランドセルもおもちゃも大好きなものをみんな、みんな捨てて、もう２度と戻らない。
なにより「父親」を奪うことに何よりも抵抗心があった。
けれど、あの子たちを守らなければいけない。
あの子たちの母親となり父親にもならなければならない。わたしのワガママでみんな連れていくんだから。
何度もシェルターに関するブログをみて、DVのブログをみて、気持ち変わらないようにコントロール。とにかく、こわかった。失敗すれば、携帯没収、監禁、仕事もいけない、殺されるかもしれない。追い出されて２度と子供に会えないかも
少しずつ荷物も整理した。とりあえず2日分の着替えやオムツがあればいいと言われていたけど、かなりの量。
それと通帳やマイナンバーカードもすぐ出せるようにした
そんなときに優しい旦那。この人から何もかも奪うことは許されることか。葛藤し続けて気持ち悪くなった
誰にも言わなかった
実母でさえ、誰にも。
子供から彼に伝わるのもこわくて、言わなかった
孤独の闘いだった
本当はこうなる前に
別居だとかすべきだったのかもしれない
距離をおけば、解決できたことも
あったのかもしれない
でも次はなかった
次は、次はと持ち直しているうちに
なにをしでかすかわからなかった
昼飲みが嫌で、お酒をこっそり捨て、量を減らしていた時点で
もし、この人が警察に捕まれば
刑務所に入れば自由になれると考えていた時点で
限界だったんだ
https://family.blogmura.com/dv/ranking/in?p_cid=11088033"
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